製品情報
昨今のようなヘリウム供給不足に対してもヘリウム循環装置があれば安心して極低温機器が使用できます。
ヘリウム循環装置は様々な極低温機器への設置が可能です。お気軽にご相談ください。
極低温バルブ
極低温電動バルブ(UEV:Ultra-Low temperature Electric
Valve)は、
開閉動作時以外に通電しない電動バルブで、ほとんど発熱しません。
入熱が問題となるような低温機器のガス、液の制御に幅広く利用可能です。
脳磁場計測装置(MEG)対応ヘリウム循環装置
脳磁場計測装置(MEG)ではセンサ部分を-269℃に冷やす必要があります。
MEG運用時は液体ヘリウムを定期的に補充することになり、ランニングコストの高さが問題となっています。
ヘリウム循環装置を用いれば、蒸発したヘリウムを直ちに液化できるため、液体ヘリウムの補充が不要となり大幅なコストダウンが可能です。
また、ヘリウム循環装置には独自の防振対策や電気ノイズ対策を施してありますので、MEGノイズへの影響はほとんど無いレベルまで押さえらています。
<<設置例 1>>

<<設置例 2>>
磁気特性測定装置(MPMS)/物理特性測定装置(PPMS)対応
ヘリウム循環装置
磁気特性測定システム MPMS (Magnetic Property Measurement System)、物理特性測定システム
PPMS (Physical Property Measurement System)
は、液体ヘリウムによるクライオスタットの冷却が必要です。
MSMS/PPMS対応のヘリウム循環装置を設置しますとヘリウムのロスがなくなり維持費の大幅なコストダウンが期待できます。
MSMS/PPMS対応HCSは冷凍機の振動をクライオスタットに極力伝えない構造となっていますので、
ヘリウム液化時でも高精度な測定が可能です。
<<超低振動 ヘリウム循環装置>>

MRI対応ヘリウム循環装置
磁気共鳴画像診断装置 MRI (Magnetic Resonance Imaging system)
は、通常、液体窒素と液体ヘリウムによる超伝導磁石の冷却が必要です。
FTI
では、脳磁計(MEG)対応ヘリウム循環装置の開発で培った技術をもとに、MRI対応の高効率なヘリウム循環装置の開発をおこなっています。
本装置により液体窒素は不要となり、液体ヘリウムの定期的な補充も不要となります。
三次元オプトメータ
眼の三大機能である焦点調節・眼球運動・瞳孔反応を同時計測できます。新開発のリレーレンズ系により頭部の拘束が不要になりました。